MP-22 サイバトロンシティコマンダー ウルトラマグナスレビュー

こんばんわ。
今日のレビューはMP新作、ウルトラマグナスです。
G1でも屈指の人気キャラクターであるウルトラマグナス。
以前MPコンボイのリペイントという形で発売されましたが、今回は完全新規造形で待望の劇中のウルトラマグナスを
完全再現したアイテムとなります。
それではどうぞ。


パッケージ表と裏。
今までのMPの中でも大きめです。

パッケージ内ブリスター。



ウルトラマグナスビークルモード。
コンボイと同型のキャブトレーラーがカーキャリアーをけん引するキャリアトレーラー。
劇中のイメージを尊重しつつ、各部に現代的なディテールが施されています。







各部アップ。
コンボイと同型のキャブは変形方法が異なるにも関わらずほぼ同じプロポーション。
各部にもメッキやゴムタイヤパーツ等が使われ質感に高級感があります。成型色も安っぽさを感じさせません。
カーキャリアー内部は変形の都合上、完璧なディテールというわけではないのですが、雰囲気は中々。

カーキャリアー上段部分は下ろすことができ、搭載シーンを再現可能です。




MPのカーロボット4台を搭載した状態。
正直そこまでしっかりと搭載出来るわけではなく、ただ載せているといった状態ですが、この状態での迫力や満足感はたまりません。

キャリアー前部のミサイルは可動させて画像の位置に移動可能です。

キャブの上部ハッチを開ければコックピットが。
付属のスパイクとダニエルを登場させる事が可能です。

ちょっと見えにくですが、二人が乗っているのが分かるかと。

キャブとキャリアーは分離させる事も可能です。

変形開始です。
上段中央の青いブロックの外側パーツを中に押し込み、ミサイルを画像の位置に。

キャリアー中央部のパネルを折りたたみます。

キャリアー上段を割って下に降ろします。

たたんだパネルを下側に回して、後部パーツを画像のように傾けます。

後部の車輪を引き出して180度回転、ダミーパーツを引き出してタイヤを収納します。

たたんだパネルをジョイントで固定します。

全体を起こしてからキャブのマフラーを下に回して、キャブの後部に有るパネルを下に降ろします。

上部キャリアーを画像のように畳んで腕部パーツを作ります。

キャブの後部パーツを下ろしてロボットモードの胸パーツを作ります。

キャブの天井と前面パーツをキャブ下側に畳みます。

キャブの側面パーツは回転させて画像の位置に収納します。

腕部が付いた側面パーツを動かして固定します。

肩上部の突起パーツとミサイルの位置を調整します。

腕部先端パーツを割って、手首パーツを出します。

肩付け根のヒンジを動かして腕部を固定します。
頭部を180度回転させてから、全体を前にスライドさせれば変形完了です。
変形パターンは程よくストレスを感じない素晴らしいものです。




ウルトラマグナスロボットモード。
劇中同様の逞しい胴体とそれを支える四肢が作り出す力強いプロポーションを忠実に再現。
力強さの中にヒロイックさを感じさせるアレンジがあり、鈍重な印象はありません。
更には30cmを超えるそのサイズで、存在感はかなりのものです。






各部アップ。
ディテールや塗装もシャープで綺麗。
一見すると変形トイとは思えない非常に完成度の高いパーツ構成です。
試作品では背中のキャブパーツがかなり目立つ印象でしたが、実際のアイテムではそんな事はありませんでした。

上半身の可動。
首は上下左右に可動。
肩は付け根のヒンジを動かすことで横方向へのクリアランスを確保します。
上腕に横ロール軸があり、肘の可動は80度ほど。
手首は可動して開いた状態になります。

下半身の可動。
股関節は横方向への開脚と横ロール軸。
膝の可動は画像の通り。
足首は可動しませんが接地面積が大きいので安定性はそれなりに。
全体的に可動範囲は少なめ。デザインと変形ギミック、更にはサイズと重量を考えればしかたがないのかも。

フェイスパーツを外せば素顔が。
本当は交換用の咆哮パーツが有るのですが、無くしてしまったので……orz

胸部パーツを開けば、劇中通りにマトリクス収納スペースが。

コンボイに付属するマトリクスを収納することが可能です。

専用手首を使えばマトリクスを掲げるシーンが再現可能。
やっぱ咆哮フェイスがないとなあ……

武器のスーパーブラスターガン。
ジョイントパーツでしっかりと保持可能です。

他のMP との比較。
それなりに大きかったコンボイが小さく思える程です。




ポーズ色々。
やはり可動範囲が狭いので派手なポーズは苦手。
ですがどちらかと言うと堂々と構えた方が似合うキャラですので、問題はないかと。
他のMPと並べると本当に満足感が高いです。

MPウルトラマグナスのレビューでした。
思えば旧MPの発売から9年……
人気のあるキャラでありながら中々劇中準拠の新MPがリリースされず長い間ファンをやきもきさせましたが、満を満たして発売されたこのアイテムは、9年間待ったかいが十分にあるものでした。
ビークル、ロボットでの高い完成度は勿論、変形ギミックにストレスや無理がなく、カーロボットの搭載やマトリクス収納等のギミックも盛りだくさんです。
更に付け加えると値段も魅力的です。
これだけの大型の変形ハイエイジトイでありながら定価で二万円以下。量販店等で購入すれば一万三千円程で手に入れることが可能です。
TFに限らず、昨今は人件費や原油価格の高騰でトイ全体で値段が上がる傾向にある中、この値段は驚きです。
「ウルトラマグナスのMPはコンボイと同型の素体にアーマーを装着しなければならない」
この考え方がファンやメーカーの間にあった中、逆手を取って「劇中の変形シークエンスを再現」とした事によって、得られたメリットの一つですね。
全てにおいてTFファンを満足させる最高のアイテムでした。
それではまた。
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Re: タイトルなし
> かずさん
ご指摘ありがとうございます!
自分の方でも確認しました。確かに動きますね。
さっそくレビューの追記しようと思います。
ご指摘ありがとうございます!
自分の方でも確認しました。確かに動きますね。
さっそくレビューの追記しようと思います。