HGUC ガンダムEz8レビュー

こんばんわ。
今日のレビューはHGUC新作、ガンダムEz8です。
OVA第08MS小隊の後半主人公機であり、ミリタリー重視である作中のイメージが特に色濃い機体です。
それではどうぞ。


ガンダムEz8本体。
先に発売されたHGUC陸戦型ガンダムのパーツは使われておらず、完全新規アイテムです。
OVA展開時に発売された旧キットは、HGUC展開直前という時期という事もあって当時としては比較的良い出来のアイテムでした。
今回のHGUC版では可動範囲や造形を現在のフォーマットに合わせ、旧キットで若干違和感のあったプロポーションをより劇中に近づけています。
今回はMG版のプロポーションを若干スタイリッシュにした感じ。
細すぎでもなく、野暮ったくもなく丁度いいバランスだと思います。







各部アップ。
Ez8自体のカラーリングが地味な事やパーツ分割が巧妙な構成なので、合わせ目はあまり目立ちません。
モールドは若干甘い気がしますが、許容範囲かと。
色分けもほぼ完璧です。
ABSは使われていません。

胸部増加装甲内部のメカは再現されています。
旧キットは増加装甲が可動して展開しましたが、今回は取り外すのみ。
同じく旧キットにあったコックピットの再現は今回はオミットされています。

可動範囲。
首、胴は左右に可動。首は上を向くことも可能です。
胴体の可動はポールジョイントによる二重関節。バックパックが干渉して、少し可動が狭いですね。
肘は二重関節になっており、肩は上腕と胴体との接続部による可動で真横まで上がります。
肩は最近のキット恒例の胴体側からの引き出し関節が。
上腕には横ロール軸があります。

下半身の可動範囲。
股関節の可動範囲が広く足首前後の装甲が広く可動するので、開脚や接地性は良好です。
太腿上部には横ロール軸あり。

立膝もしっかり決まります。
膝アーマーは可動。つま先も別パーツになっており可動します。
立膝の自然さはMGより良好かもしれません。

付属品一覧。
各種シール。右武器握り手。左握拳。シールド、ビームライフル、100mmマシンガン。ビームサーベル刃。
パラシュートパック。

バックパックは設定通りに展開し、パラシュートパックを装備可能です。
別売りのHGUC陸戦型ガンダムのコンテナも装備できます。


ビームライフル、シールド、パラシュートパックを装備した状態です。
大き目のパラシュートパックを背負っても、しっかりと自立可能です。

パラシュートパック。
旧キットにも付属していました。
色分け、造形共に良好です。
合わせ目は少し目立ちますが許容範囲でしょうか。

パラシュートパックから肩に伸びるベルトの固定は付属のシールで。
結構良い感じでは?シールは予備の物が四枚付属しています。

ビームライフルはほぼ設定どおりの色分け。
フォアグリップは可動しますが、手首の穴のサイズと合わないので両手持ちは不可能です。

100mmマシンガンも当然付属します。
Ez8や陸戦型ガンダムの武器はこれのイメージが強いですね。

ストックとフォアグリップは可動します。
この武器のフォアグリップは左手で持つことが可能です。

ビームサーベルは設定通り脚部に収納されています。
保持力や造形等、特に問題はありません。

シールドは何時もの方式のジョイントで2パターンの取り付けが可能です。






ポーズ色々。
可動が優秀なことに加え、プロポーションも良好なのでポーズを取らせて遊ぶと楽しいです。
主役ガンダムと言えば派手なイメージがありますが、Ez8は量産機である陸戦型ガンダムの現地改修仕様と言う事もあって渋く硬派なイメージですね。
むしろライバル機的な存在であるグフカスタムの方がヒロイックかもしれません。

HGUCガンダムEz8のレビューでした。
ディテール、パーツ分割、可動、プロポーション等どれも高レベルで纏まった良アイテムですね。
特にプロポーションは以前リリースされた、HGUC陸戦型ガンダムが微妙だった事もあってリベンジ的な意味合いを含んでいます。
ABSを使って無い事や、パーツ分割が親切なので塗装される方にもオススメですね。
それではまた。
下の拍手やにほんブログ村のランキングバナーを押してもらったら幸いです。
管理人のモチベーションアップになります。

にほんブログ村